大和 政治
公開日:2023.04.07
市長選
大木氏、5選出馬へ
引退表明から一転
大和市の大木哲市長(74)は3月31日、本紙の取材に対し、任期満了に伴い4月16日告示、23日投開票で行われる大和市長選挙に無所属で出馬する意向を明らかにした。市長選を巡って大木氏は2月9日、定例記者会見で5選不出馬を表明していた。(4月3日起稿)
大木氏は3月31日午後、本紙との会見に応じた。この日は、広報広聴課を通じ、出馬の意向を固めるに至った経緯などが記された書面が予めメールで本紙あてに届く一方、会見では書面内容以外の言及はなかった。
本紙に送付された書面には、「2月9日の定例記者会見において、私は、次期市長選挙に出馬しないことを述べさせていただきました。これまで4期16年間、健康都市を目指して邁進してまいりましたが、その基盤がそれなりに出来たとの思いから出馬しないとの苦渋の決断をいたしました。しかしながら、その後、多くの市民の皆様から、更なる健康都市の実現に向けて出馬すべきとの声が寄せられ、私もこれまでの1カ月あまりの期間、大変悩みました。前回の記者会見で私が決めたこと、あるいは日に日に増えていく多くの市民の皆様からの声、どちらを採るべきか、大変悩みました。しかし、最終的には自分の決断も大切ですが、市民の皆様からの声がより重要であること、そして、より優先すべきであることを強く思い、今回の市長選に出馬させていただくことを決断いたしました。令和5年3月吉日 大和市長 大木哲」と記されていた。
大木氏は前回2019年の市長選を前に、「現職の市長として無投票を避けなければ」と出馬の理由を語り4選を果たした。今回は2月の引退表明を撤回する出馬表明となった。
大木氏は1948年、東京都生まれ。青山学院大、鶴見大卒。歯科医。県議会議員を3期務め、07年に大和市長に初当選。現在、4期目。
同市長選では昨年10月に市議の古谷田力氏(54・3期)が出馬の意向を表明し、今年1月には市議の小田博士氏(48・2期)も出馬を表明している。
大和市の23年3月1日時点の有権者数は、男性10万910人、女性10万1634人の合計20万2544人。
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