戻る

大和 社会

公開日:2023.08.25

パワハラ裁判
一審で判決が確定
金子元副市長が勝訴

 大和市職員へのパワハラ問題を巡り、大木哲前市長(75)が金子勝元副市長(66)を相手に起こした民事裁判の一審判決で、大木氏が控訴せず、判決が確定した。横浜地裁への取材で分かった。

 7月28日、横浜地裁(藤澤孝彦裁判長)は一審判決で、大木氏のパワハラ言動を認定。大木氏に対し金子氏への慰謝料など264万円の支払いを命じた。大木氏の本訴については「著しく相当性に欠く」と指摘し、大木氏の本訴請求をいずれも棄却した。

 判決の確定を受けて、金子氏は本紙の取材に応じ、「数十件のパワハラ言動が認定され、これまで公然と嘘を繰り返し、裁判を政治利用してきたにも関わらず、多くの被害者や市民に対して謝罪がないのは残念だ」とコメント。2年以上にわたった裁判を振り返り「私個人としては一段落したという気持ちはあるが、(今後も)古谷田市長が市職員の職場環境の改善に全力を挙げていくことを期待している」と話した。

 一方、控訴しなかった理由などについて、大木氏は23日までに本紙の取材に応じていない。

(8月23日起稿)

ピックアップ

すべて見る

意見広告・議会報告

すべて見る

大和 ローカルニュースの新着記事

大和 ローカルニュースの記事を検索

コラム

コラム一覧

求人特集

  • LINE
  • X
  • Facebook
  • youtube
  • RSS