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大和 意見広告

公開日:2023.10.13

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児童虐待は、子どもへの最大の人権侵害増加傾向で深刻化、社会全体で関心を
大和市議会議員 福本たかふみ

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 児童虐待が増加傾向にあります。先日、全国の児童相談所(以下児相)での児童虐待相談対応件数の速報値が発表され、昨年度は、全国の児相が相談で対応した件数が約22万件で過去最多、ここ10年間で約3倍となりました。虐待の割合は心理的虐待約60%、身体的虐待約25%で、大和市においても新規対応件数は昨年度255件で増加傾向にあります。増加の理由として、警察に加え市民からの通告の増加があるといいます。

 そうした中、令和3年度に児相再編で藤沢市に開設された大和綾瀬地域児相が、令和7年に綾瀬市に移転予定となり、本年7月からは深刻化する児童虐待に対応するため、県が大和市をモデル事業の対象として、児相からスーパーバイザーが週に2回市に出張し連携対応するなど、対応の強化が期待されます。

 顕在化する児童虐待は氷山の一角で、表に出ない案件もまだ多く潜在しています。児童虐待はそれをしてしまう親や大人も実は児童虐待を受けたケースが多く報告されており、不幸な連鎖が起きているのも事実です。虐待は子どもの心身に深い傷を与え、その後の人生そのものを左右するばかりでなく、子どもへの最大の人権侵害です。児童虐待を無くし、この連鎖も断ち切らなくてはなりません。

 そのためには関係機関の一層の連携に加え、一人でも多くの人が関心を持ち、社会全体として皆で子どもを守っていく事が必要なのです。皆さんの関心が求められます。

 9月議会では、この視点に立ち質問いたしました。左記の二次元コードから視聴できます。

福本たかふみ

大和市桜森2-22-2

TEL:090-2727-0317

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