大和東小学校(袴田史校長/児童数534人)で2日、大和市の地域資源の一つである「阿波おどり」の出前授業が行われ、3年生児童が実際に阿波おどりを体験した=写真。
この授業は総合的な学習の時間を活用して実施されたもの。「大和市の伝統を調べよう」と題し、まずは、10月3日に「神奈川大和阿波おどり振興協会」の役員らが阿波おどりの歴史や知識を座学で解説し、この日は「実地編」として行われた。
同校の体育館で行われた出前授業では、地元連として40年近い歴史を誇る「ぎんざ粋狂連」のメンバー13人が実際に衣装をまとい、鳴り物に合わせて演舞を披露した。
その後、井上しのぶ連長(47)らの指導のもと、児童たちは「ヤットサー」の掛け声とともに元気よく腕を上げながら踊っていった。
参加した栗城愛花さん(9)は「教わりながら皆で踊ったのは初めて。両肩が痛くなったけど、とても楽しかった」と笑顔で話していた。
授業を終えた井上連長は「期待以上に皆が上手に踊れていた。こうした機会を通して、大和の阿波おどりのすそ野が広がっていけばうれしい」と振り返った。
今後、児童らは阿波おどりの練習を重ね、来年2月の授業参観で披露する予定だ。
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