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大和 社会

公開日:2023.11.24

大和市役所
生成AIで業務を効率化
実感した効果とリスク

  • 生成AIを活用する職員

 大和市役所は11月6日から、生成AIを導入し業務での利用を開始している。現在は試用期間として、希望者のみが利用できる状況で、14課から80人以上が利用申請をしているという。

 生成AIとは、インターネット上の情報等を学習して文章を作成する技術。業務の効率化と生産性の向上、業務レベルの標準化などが期待されている。

 市デジタル戦略課の平山道備課長は「行政分野では働き手の減少が課題となっている。業務の効率化を図ることで職員の負担軽減が期待される」と話した。

 著作権侵害や誤情報の発信等のリスクが考えられるなか、市役所内では、あいさつ文・メール文等の草案作成、文章の要約・翻訳、企画のアイデア出しのみに絞って利用し、生成結果の確認も徹底しているという。

 平山課長は「業務を効率化できている実感がある。今後は、導入を進めている他の市とも連携していきたい」と話した。

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