意見広告・議会報告
市政報告 財政バランスに留意しつつ歳入拡大につながる政策を 大和市議会議員 渡辺 のぶあき
私は一貫して、大和市や地域の課題に向き合い、課題解決やより良い未来につながる政策提言を行う一般質問を心掛けてきました。
3月議会は、市町村毎の財務状況を示す決算カードをもとに過去10カ年の大和市と、類似都市である施行時特例4市(厚木、小田原、茅ヶ崎、平塚)との住民一人当たりの歳入、歳出、財政健全化データ等の比較分析をもとに大和市が現在置かれている財政状況を明らかにし、今後の行財政運営を質問しました。また、4市と比べて低い住民一人当たりの固定資産税、法人市民税の歳入拡大につながる政策提案を行いました。
答弁は、全般的に前向きなものでした。年々増大する扶助費等の義務的経費で、自治体の裁量で自由に使える財源である経常一般財源が少なくなっている現状を踏まえ、長期財政収支予測を含む行財政改革プログラムに取り組む提案をしましたが、総合計画策定や事務事業の見直しを進め、時々に応じた財源確保を目指すとのことでした。一方、固定資産税や法人市民税の歳入拡大につながる地域経済やまちづくりの推進に取り掛かれる財源確保を目指すとの答弁を頂きました。
歳入拡大に向けた政策提言では、高さ規制緩和を国に継続的に働きかけるとともに、高さ規制に伴う経済的、財政的損失を補うために、防衛省予算を使った民間建築の地下床面積部分への補助制度を提案しました。さらに企業活動振興条例の新たな成長産業などの対象業種拡大、大規模な事業用地を売却する場合、戦略産業等に売却また賃貸すれば元の地主に産業用地創出奨励金を支給する制度を創設することを提案。また、大和市における地域課題解決、新たなサービス、新製品開発などを行いたい企業を公募して支援するオープンイノベーションへの企業支援制度なども提案しました。これらにも非常に前向きな答弁でした。
これからも、大和市が活力に溢れ、住民が暮らしやすい未来に役立つよう政策提言を行っていきたいと思います。
|
|
|
|
|
|