大和 社会
公開日:2025.08.29
大和市
平塚信用金庫と連携協定
中小企業の支援強化へ
大和市と平塚信用金庫(尾上達也理事長/平塚市紅谷町)は22日、「中小企業の経営支援における連携に関する協定」を締結した。
今年で創業93年目を迎えた同金庫は平塚市に本店を構え、県内8市1町に計24店舗を展開する。
大和市には1971年に鶴間支店を開設し、現在は南林間支店(南林間)と桜ヶ丘支店(福田)を構える。市内の預金額は今年7月末時点で492億円、事業者への貸出金は296億円。
これまでも大和市と同金庫では市内中小企業や小規模事業者の支援で連携を図ってきたが、この動きを加速させようと、今回の締結に至った。
同日、市役所で行われた締結式には、同金庫の尾上理事長、松井義樹営業統括部長らが出席し、市側は古谷田力市長、中丸信孝市民経済・にぎわい創出部長が出迎えた。
協定書を交わした後、あいさつに立った古谷田市長は「協定をうれしく思う。行政と金融機関が一つになり、市内企業の発展に寄与したい」と抱負を語った。
尾上理事長は、かつて常務理事として大和市を担当していた時期があったといい、「大和には縁がある。『経営課題に伴走する』という姿勢で、地域に貢献させていただければ」と語った。
今後両者は市内中小企業の経営支援、実態把握調査、企業誘致などにおいて連携しながら、実効性の高い支援を目指す。
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