中日本高速道路株式会社(NEXCO中日本)は、海老名ジャンクション(JCT)で頻繁に発生する渋滞を緩和させるため、同箇所の外回り方面のランプウェイ(道路同士を連結させるための部分)の暫定的な「2車線運用」を、10月30日から開始した。
海老名JCT周辺は、1日に約2万3千台の交通量があり、東名高速と圏央道の合流部(左図参照)は、一時的に1車線になる「ボトルネック化」等が原因で、主に平日の通勤時間帯などに渋滞が発生している。
NEXCO中日本では、こうした運転ストレスを緩和するため、道路幅は変更せずに、車線幅や路肩幅を狭めることで暫定的に2車線運用を行うこととした。 期間は、東名高速道路と並行する新東名高速道路の海老名南JCT―伊勢原JCT間が開通する2018年度までを予定しているという。
合流、スムーズに
県央エリアを走る高速道路の通行台数は、10月末に開業した大型商業施設「ららぽーと海老名」の影響などもあり増加の一途を辿っている。さらに圏央道が埼玉県内で全線開通し、関越道や東北道といった主要な大動脈と接続したことから、さらなる渋滞も懸念されていた。今回海老名JCTの2車線運行に踏み切った同社・厚木工事事務所ではまず「従来より車線、路肩の幅が狭くなったので通行の際はより安全運転を」と呼び掛ける一方で「以前より渋滞の長さも短くなり、スムーズに運行できるようになったのでは」と分析。ドライバーからも好評を博しており「暫定ではなく、ぜひ常時2車線化を」といった声も寄せられている。
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