水害から村を救ったお松の碑
大人気コーナーとなった「郷土かるた」が残り2つとなりました。最終回の「ん」を前に紹介するのは「お松の碑」です。
昔の相模川は大雨のたびに洪水となり、家が流され、田畑が水浸しになりました。上今泉の崖下からの被害が特にひどかったので、寛文2(1662)年に鳩川の氾濫を防ぐため堤防強化の工事が行われました。この際、村の娘・お松が人柱になりました。人柱とは規模な建築工事や堤防工事などの難事を成し遂げるため、生きた人間を神への捧げ物とすることです。
その後、上今泉の榎戸に護岸の安泰を祈り、村人が供養塔としてお松の地蔵尊を建立しました。一度は1970年代になくなってしまいましたが、平成5(1993)年に地元の人が新たなものを建立しています。
参考資料/自然と歴史のさんぽみち ほか
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