海老名市テニス協会で会長職を務める 福川 敦さん 国分南在住 52歳
テニス街道まっしぐら
○…実業団として勤務先の富士ゼロックス(株)のテニス部に所属する中で、先輩に誘われ協会の手伝いをするようになったのが18年前。その後理事長を6年間務めるなど長年役職を歴任してきた経験から、今年4月に会長に就任した。市内10団体以上が加盟するため、幅広い職種や世代の人たちと関われるのが魅力だ。近年の課題は「若手会員をいかに呼び込むか」。そのために大会や教室の充実を図ったり、テニス団体に声掛けして”前年より改善する”をテーマに活動していく。
○…テニスとの出会いは中学生の時。部活動で始めて以来その面白さに魅せられ、高校・大学の体育会にも所属し情熱を傾けてきた。「学業よりテニスでしたね。勝負にこだわって臨んでいました」。真剣に向き合った甲斐あって、千ペアほどが出場する中国地方大会のダブルスで優勝するほどの腕前に。社会人になってからも実業団選手として大会に出場しようと練習に没頭。”相手に応じて戦略立てて試合展開する”得意のプレースタイルで、念願だった1部リーグ到達を達成した。
○…神戸出身。大学では、向いているのではと感じた物理・工学を専攻し半導体工学を学んだ。専攻分野を生かしつつ、日本の中心である東京で働きたいと富士ゼロックス(株)に入社し、以来半導体の部品づくりに携わる。安くて高性能であることを目指し、日々新機能の発現に取り組んでいる。
○…現在は夫人、娘と暮らす。高校生の一人娘もテニス漬けの毎日を送っており、「めげずにやっているのが嬉しい」と誇らしそうな父の顔に。自身も今なお休日や仕事終わりに週1〜2回欠かさず練習を行う。モットーは「まずは何事もやってみよう」。前向きに全力で取り組む姿勢がテニス人生からも垣間見える。
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