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公開日:2018.08.24

九都県市合同で防災訓練
市内開催は初

  • 昨年小田原市で実施されたビッグレスキューかながわの様子

 今年で39回目となる九都県市合同の大規模防災訓練(ビッグレスキューかながわ/平成30年度神奈川県・海老名市合同総合防災訓練)が、8月26日(日)に市内上郷の県立相模三川公園を中央会場に実施される。防災意識と地域防災力を高めるとともに、各都県市および防災・医療関係機関の連携強化を図ることが目的。海老名市での開催は初となる。

 「ビッグレスキューかながわ」は大規模災害発生時における初動対応としての救急医療などを中心に実践的訓練を行うもので、首都圏を構成する九都県市(神奈川県、横浜市、川崎市、相模原市、東京都、埼玉県、さいたま市、千葉県、千葉市)で実施されている。大規模に訓練を行う会場(中央会場)は毎年輪番制で幹事県を定めており、今回は神奈川県の中で海老名市に白羽の矢が立った。県内では昨年の小田原市をはじめ、過去に横須賀市(2008年)、平塚市(00年)、開成町(1993年)などで開催されてきた。

 九都県市では発災時に被災地独自で十分な応急措置を行えない場合、これらの地域で相互協力し円滑な対策を遂行できるよう協定が締結されている。

103機関が参加・協力

 この催しには消防・警察・自衛隊のほか、在日米軍、日本・米国赤十字社、DMAT(災害派遣医療チーム)指定病院、医療関係機関、災害対応ロボット出展民間企業など103に及ぶ機関が参加・協力している。当日は医療救護活動や情報収集伝達、中高層建物などからの被災者の救出救助といった訓練が行われ、誰でも見学可能。炊き出し(午前9時30分〜)や車両展示・体験コーナーも設けられる。

 実施時間は午前9時から正午まで。中央会場での主な訓練スケジュールは以下の通り。

 ▼9時から9時30分まで/ライフライン訓練(水道管・電力・通信・ガスの応急復旧)

 ▼9時30分から9時50分まで/ロボットによる情報収集訓練(ドローン、クローラ)

 ▼10時から正午/現場救護所における医療救護活動訓練

 ▼10時30分から11時45分/救出救助訓練(自主防災組織・消防団による訓練、多重衝突事故現場における救出救助・撤去、道路啓開、緊急交通路確保、広域応援部隊・航空機による救出救助、救援物資輸送)

 訓練実施・中止の情報は当日午前7時までに県のホームページ【URL】https://kanagawa-bosai.secure.force.com/に掲載される。公園の駐車場は利用できないため、公共交通機関での来場を。

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