第34回市民音楽祭の実行委員長を務める 里村 修平さん 河原口在住 69歳
「ありのまま」を表現
○…市内で活動をする26団体約650人が一堂に会し、日々の練習成果を披露する「海老名市民音楽祭」が9月29日に開催される。企画・運営に携わる各団体代表をまとめる実行委員長の任務は今回で3度目。「会議の中では意見がぶつかり合う時もある。そうした経験もしながら、より良いものを作ろうと皆が一致団結して本番を迎える事は何よりも尊い物だと思う」と顔を輝かせる。
○…歌を始めたきっかけは、娘が通う中学校の合唱祭で、PTAメンバーで披露したこと。はじめは”周りとの付き合い”として参加したが、練習を重ねる内にピタリと合うハーモニーに魅了され、一気にのめり込むように。以来、合唱団に所属したほか、市民音楽祭や2年に1度行われる「えびな第九」への参加など、自らの意思を前面に出しながら音楽に取り組んでいった。「合唱は人間関係に大切な協力や尊重などを再確認させてくれた」と笑みを浮かべ振り返った。
○…新潟県新発田市の生まれ育ち。仕事はエンジニアとして大手メーカーに務め、空港のビルシステムや官公庁の制御システム設計、企業などのCO2排出を少なくする生産活動にも従事してきた。海老名に来たのは職場アクセスの良さと、自然ある風景が”田舎”環境に似ていたから。「故郷に住むのもいいけれど、海老名にも家族や友達との思い出がたくさんある。もう離れられないね」と目を細める。
○…70歳を前に、この1年間で2度の入院を経験。これまでよりも身体に気を遣うようになり、学生時代にやっていた登山を再開。他にもヨガ、毎日のウォーキング、自転車など体力維持・強化にも力を入れている。「活動の基礎は健康であること。歌もそうだけど自分の好きな事を長く続けていきたい」
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