海老名総合病院(社会医療法人ジャパンメディカルアライアンス・服部智任病院長、病床数479)は、県内感染者増加に伴い、新型コロナ中等症専門病棟の病床数を1月13日から4床増床し30床にした。
コロナ専門病棟は同院から500メートル東の東館に昨年5月に設置された。同院は県重点医療機関に指定され、当初は22床で県内の中等症患者を受け入れてきた。
県内での患者数増加に伴い、昨年12月14日に4床増床し26床まで増やしたが、年末年始にかけて満床状態が続き、入院の要請があっても新たなコロナ患者を受け入れられない状況が続くようになった。1月7日には6件の要請に応じられなかった。
13日からの増床では、医療スタッフを拡充する必要があり、本館の14床を閉鎖し、看護師3名を東館に配置するなど、地域医療を支える一般病棟にも影響が出ている。
また1月6日付で黒岩知事より病院長宛に「入院・手術の一時停止」について要請があったため、医師が緊急を要しないと判断した入院や手術について、患者の了承を得て延期を決めている。12日から14日の3日間で同院への入院を延期した一般患者の数は40人に上っている。
同院ホームページでは緊急のお知らせとして、増床により「本館での通常業務が、一部制約を受ける場合が考えられる」と患者に理解を求める病院長のメッセージが掲載されている。
同院は、地域医療を守る観点から「コロナ感染の疑いがある人は、保健所からの連絡が待てないからといって直接来院するのではなく、必ず保健所の指示に従ってほしい」と述べた。
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