新型コロナウイルスの感染拡大で延期されていた「東京2020オリンピック」の聖火リレーが6月28日から30日に行われれるのを前に、4月1日から「東京2020オリンピック聖火リレー神奈川県実行委員会」による聖火リレートーチの巡回展示が始まった。
オリンピックとパラリンピックの聖火リレートーチの巡回展は、4月1日からの平塚市役所を皮切りに、県内29カ所で行われ、1〜3日間の日程で6月24日まで県内各地を巡る。
4月10日と11日には聖火リレーが予定されている海老名市にトーチが到着。市役所1階に展示され2日間で727人の市民が全長71センチの「桜ゴールド」に輝くトーチを前に記念撮影などを楽しんでいた。
10日午後に訪れた海老名市中新田在住の酒井勉さん(36)と妻の祥子さん(31)は1歳になる悠くんと3人でトーチを見学。「オリンピックはセーリングのチケットが当たったので観戦する予定。聖火リレーが地元の中新田からスタートするのも楽しみ。開催されるかどうか不安もあるけれど息子にもオリンピックを見せてあげたい」と話していた。
2日間にわたり訪れる市民の様子を見守ったオリパラ・50周年の担当者は「1年前に巡回する予定だった聖火トーチがこうして海老名市にやってきて、嬉しそうにご覧になっている市民の皆様を見ることができて嬉しい。コロナ禍で聖火リレーに向けた準備は難しい部分もあるが万全の準備で当日を迎えたい」と話していた。
12日と13日には綾瀬市役所、14日と15日には座間市役所でも同様にトーチが展示された。
あと74日
神奈川県内では6月28日から30日の予定で聖火リレーが行われ、6月29日には海老名市の大島記念公園前交差点付近をスタートして、約2キロ先の海老名中央公園ではミニセレブレーションが予定されている。会場では海老名中学校吹奏楽部と海老名・有馬高校ダンス部らよるパフォーマンスが行われる。
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