ボクシングWBA・WBC・IBFの3団体統一世界バンタム級王者の井上尚弥選手と、弟でWBOアジア・パシフィックスーパーバンタム級王者の井上拓真選手が7月21日、ハーモニーホール座間で行われた市民との交流イベントに出席し、故郷・座間の魅力などを語った。
井上兄弟の表敬訪問は2016年以来。交流イベントで佐藤弥斗市長は「本来であれば市内でパレードを行いたいところ」と井上兄弟を紹介し、トークセッションを行った。イベントには市民200人が参加した。
市内小中学校出身で、現在も住み続けている座間市の魅力について聞かれると、尚弥選手は「今日も芹沢公園を走ってきた。坂が多く足腰が鍛えられる。水もおいしい」と答え参加者の心をつかんだ。また、子どもの頃は夏休みに掃除や皿洗いなどを分担して家事を手伝うのが「井上家」のルールだった、とのエピソードも披露した。
市民からの質問コーナーで子どもから好きな食べ物を聞かれると、尚弥選手は「『うそつきや』のからあげ」、拓真選手は「デミグラスソースのハンバーグ」と笑顔で答えていた。小学生のときの体の鍛え方について問われると、尚弥選手は「重いものは持たず腕立て、腹筋、背筋などをしていた。10回程度の少ない回数でも続けることが大事」とアドバイスを送った。
座間に住み続ける理由について尚弥選手は「横浜市内で練習をして、都内に行くこともあるが、座間に帰ってくることが一番大事。気持ちがリセットし初心を忘れずにいられる」と答え、拓真選手は「どこに行っても帰りたくなるまち・座間だと思っている。引退しても住み続けるだろう」と話した。
今後の目標について尚弥選手は年内の4団体統一を掲げ、拓真選手は世界王者に返り咲くと意気込んだ。
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