海老名・座間・綾瀬 教育
公開日:2023.04.07
海老名
学校マスク不要に
市教委が運営指針示す
海老名市教育委員会(伊藤文康教育長)は、新型コロナウイルスに対応した4月1日からの小中学校の運営方針について、本人や保護者の意思を尊重した上で学校教育活動全般においてマスクの着用をしないことを基本とするとした。
運営方針はコロナ禍が長期化する中、市教育委員会と同市小中学校長会連絡協議会が国の指針と地域の感染状況を鑑みながら改定してきた。新学期を前にした改定は、国が「個人の判断とする」としたマスク着用ルールの緩和も視野に入れた。
コロナ禍で培われた手洗いや換気といった保健衛生上の習慣は継続する一方、黙食を基本としていた給食は机を向かい合わせたり、食事中の会話も可能とした。
マスクを着用しないことについて、市教委の小宮洋子理事は「相手の表情から気持ちを読み取る心の発達においても良い」としたが、必要性を説き続けた3年間を思えば「不安に思う子どもの心に寄り添いながら、自然と外させる姿勢が必要」と、脱着は慎重に促す考えを示した。
市教委では重症化リスク低下や治療薬の開発など、マスクが不要になった理由を分かりやすくまとめたスライド動画を作製し、補助教材として各校に配布。丁寧に指導するよう通達した。
同協議会小学校長会の山川勇会長(杉久保小学校長)は「同調圧力があってはならない」とし、「学校というコミュニティーの中で個性を認め合う多様性の指導も心がけたい」と話した。市教委は、新型コロナの感染症法上の分類が引き下がる5月8日以降に方針の見直しを行う予定だ。
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