海老名・座間・綾瀬 社会
公開日:2026.05.22
相模線厚木駅と社家駅が開業100年 相模鉄道として開業し、のちに国営化
相模線の厚木駅が5月に、社家駅が7月に開業から100年となる。かつて私鉄として誕生し、相模川の砂利や旅客を運んだ路線は戦時買収で国営化された。戦後、駅周辺には相模大橋や東名なども完成し、風景も変わった。海老名市など沿線自治体は倉見駅の新幹線新駅構想やリニア開業を視野に、JRへ複線化の要望を続けている。
現在の相模線は砂利運搬などを目的に1921年「相模鉄道」として茅ヶ崎〜寒川間が開通し、その後厚木や橋本など北に伸びていった。今の相鉄本線にあたる「神中鉄道」は厚木〜二俣川間で26年に開通、これにともない「厚木駅」が現在地の北側、今の留置線付近に開業した。
厚木駅と名付けられたのは、当時の海老名村長・望月珪治が「厚木」にした方が利用が見込めると考え、働きかけたから。現在の小田急厚木駅は元々「河原口駅」だったが、その後厚木駅に変わった。北側にあった旧厚木駅は旅客営業が廃止された。戦後、駅の周囲には相模大橋も完成(55年)し、厚木自動車学校もできた(今は移転し海老名ドライバーズスクール)。2023年には再開発事業で11階と14階建てのマンション2棟と、2階建ての商業棟などが建ち、駅前広場がお目見えした。
社家駅は1926年7月の開業。寒川町の倉見駅と同じ駅舎のアーチ型の出入口で長く親しまれてきた。開業の頃の周辺は閑散としていたが、住宅が増え、69年には東名高速道路が開通した。社家出身の男性(80)は「少年時代、蒸気機関車が客や砂利を運んでいた。周りは畑や田んぼだらけだった」と懐かしむ。
海老名市を含む沿線市町は、98年に「相模線複線化等促進期成同盟会」を設立している。リニア開通の影響や倉見駅付近の新幹線の新駅構想も見すえて気運を高めるが、具体化はしていない。社家駅は2016年に無人駅になった。
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