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海老名・座間・綾瀬 文化

公開日:2026.10.19

海老名市で伝統の「大谷歌舞伎」 

  • 境内に設けられた本格的な舞台

    境内に設けられた本格的な舞台

  • 瀕死の光秀の子(中央)と光秀(右端)

    瀕死の光秀の子(中央)と光秀(右端)

 大谷芸能保存会(鈴木守会長)の奉納公演が10月11日、夕刻の大谷八幡宮で行われ、地元在住の役者などが稽古の成果を披露した。

 大谷地区では農村素人歌舞伎が根付いており、ルーツは江戸時代にさかのぼる。昭和初期に中断したが、復員した青年たちが復活させた。1975年には大谷歌舞伎として市重要無形文化財に指定されたほか「かながわの民俗芸能五十選」にも選ばれている。

 この日は大谷小学校の児童が傘を手に『白浪五人男・稲瀬川勢揃之場』を披露したほか、お囃子や新日本舞踊なども客席を魅了。その後の『絵本太功記十段目・尼ヶ崎閑居の場』は、明智光秀や豊臣秀吉などを模した登場人物が続々と登場、敵を倒すつもりの光秀が竹槍で母を刺してしまう場面や、深手を負った光秀の息子が倒れる場面も。終演の幕とともに「いいぞ」などの声が飛び交った。役者の尾山和美さん(77)は「衣装は重いですが、10年以上やってきた。拍手がやりがいです」と話していた。

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