厚生労働省は2月14日、昨年10月以降の子ども手当について、全国で11・2%の未申請者がいる可能性があると発表した。座間市では同月16日時点で、対象世帯のうち約6・3%が手続きを行っていない。
子ども手当は、昨年10月から支給額が変更となった。それまでは、0歳から中学校卒業までの子ども一人につき、月額1万3000円が支給されていた。10月以降は、年齢や出生順に応じて支給額が変わった。0歳から3歳未満と中学生は一律で、それぞれ1万5000円と1万円。3歳から小学校修了前までは、第1子と第2子が1万円、第3子以降は1万5000円となる。この変更に伴って全ての対象世帯が申請をする必要がある。
市子育て支援課では10月、昨年9月末日までに受給資格のあった世帯に変更のお知らせと申請用紙を郵送した。2月16日時点で、1万383世帯のうち約650世帯が申し込みをしていないという。同課では2月末の段階で未申請の世帯に向け、3月初旬に再通知をする。
2011年10月から2012年3月までの子ども手当の支給は2回。10月から1月までの4カ月分が2月に、2月と3月の2カ月分が6月に支払われる。2月14日までに申請があった世帯には、第1回目分を既に支給した。未申請でも3月までに申し込みをすれば、10月からの手当を受け取ることができる。支給は、申請時期に応じて段階的に行われる予定。
同課は「3月末までに申請しないと、さかのぼって10月からの支給を受けられませんので、早めにお申し込み下さい」と呼びかけている。問い合わせは同課【電話】046・252・7201まで。
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