作家・評論家柳田邦男氏 「生きなおす力」語る 元NHK特派員との対談も
座間市は自殺防止を目的に、ノンフィクション作家で評論家の柳田邦男氏と元NHK特派員の山本賢蔵氏を迎え、講演会「生きなおす力・ささえる力」を、2月2日(土)に開催する。ハーモニーホール座間で午後2時から。
日本では、1998年から自殺による死亡者が毎年3万人を超え、社会問題となっている。講演会では、柳田氏と山本氏が「生きなおす・ささえる力」をテーマにそれぞれ講演する。二人による対談も行われる。
柳田氏はこれまでに航空機事故や医療分野などの作品を手がけ、菊池寛賞など多くの賞を受賞している。講演では、携帯電話やパソコンなどによる心の影響、事件や事故からの立ち直り、政治など様々な問題を取り上げる。現代をどのようにして生きるのか、生き方によって社会が変わるのか、問題解決のメッセージを発信する。
山本氏は、NHK特派員としてテヘランやプノンペンを渡り歩いた。現在はNPOの代表として、カンボジアの地雷原でコットンの栽培や地雷被害者の支援活動などを行っている。著書に「バグダッドのモモ」や「地雷原のポン」などがある。
講演会は午後1時30分開場、2時から4時まで。入場無料。手話通訳、要約筆記あり。参加希望者は市障がい福祉課【電話】046・252・7132/【FAX】046・252・7043。当日参加も可。
市では自殺対策として、チラシによる啓発、精神保健福祉士による相談支援などに取り組んでいる。2012年4月には、市内にこころの相談支援センターを開設した。
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