神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
座間版 公開:2014年2月14日 エリアトップへ

鈴鹿明神社神輿保存会・入谷睦(いりやむつみ)の3代目会長に就任した 酒瀬川(さかせがわ)竜也さん 入谷在住 41歳

公開:2014年2月14日

  • LINE
  • hatena

伝統の重み受け止め、前へ

 ○…入谷睦の20周年祝賀会の檀上、多くの来賓や会員が見守るなか、芥川薫2代目会長に白色の会長半纏(はんてん)を着させてもらった。入谷睦の半纏を初めて身にまとった時、若頭や副会長に就任した時、その「重み」を常に感じてきた。今回の会長就任は、また特別な責任感や重みを感じている。それは吉川正剛初代会長と芥川2代目会長の活躍を間近で見てきたから。「初代と2代目が築いてきたものをしっかりと守る」――。そう、気を引き締める。

 ○…1994年に創設された入谷睦。発足当初からのメンバーだが、意外にも10代の頃は神輿との接点が少なかった。転機は20歳の頃。「例大祭で担ぐ姿を写真に撮って欲しい」と友人に頼まれた。そこで目にした光景が鮮烈だった。夏の暑さの中、汗まみれになりながら、一致団結して担ぐ友人たち。「見たことが無いほど良い笑顔。なんか悔しかった」。それと同時に、「この輪に入りたい」と強く思った。1992年から神輿を担ぐようになり、その楽しさのとりこに。今は、楽しさの中にある規律やルールを伝える立場にある。

 ○…外壁工事を手掛ける、酒瀬川外建を自営している。現在は妻と、3歳から高校1年生まで3人の子どもと暮らす。妻と長男は入谷睦に、次男は入谷陸の「子ども神輿会」に所属するなど、家族そろって神輿に携わっている。休日は家族で公園に出かけるなどゆったり過ごすとか。好きな言葉は「温故知新」。入谷睦や鈴鹿明神社の行事に携わるようになってから、この言葉の大切さを知った。「知らなければいけない伝統があります。まだまだ勉強不足。もっと古き良き伝統を知らないと」と語る。

 ○…発足からここまでの20年間、仲間に支えられ、助けられてここまで来た。「本当に人に恵まれている」と感謝の気持ちを抱く。20年前に憧れた担ぎ手たちの輪。これからは、その中心を担う会長として、信頼できる仲間と歩んでいく。

座間版の人物風土記最新6

笹岡 泉さん

フェイスブックページ「We Love Zama」のタウンリポーターを長年務める

笹岡 泉さん

緑ケ丘在住 70歳

1月31日

松田 恵三さん

28日(火)まで行われている第3回「座間市民写真展」の実行委員長を務める

松田 恵三さん

栗原中央在住 80歳

1月24日

永野 貴義さん

高座クリーンセンター環境プラザの施設長として施設の情報発信に力を入れる

永野 貴義さん

46歳

1月17日

増田 修孝(のぶたか)さん

1月1日付で(一社)座間青年会議所の理事長に就任した

増田 修孝(のぶたか)さん

栗原中央在住 38歳

1月10日

出口 有加さん

市内で出版社「犀(サイ)の工房」を営む

出口 有加さん

四ツ谷在住 38歳

1月1日

徳永 誠さん

座間市立市民交流プラザ「プラっとざま」の所長を務める

徳永 誠さん

座間市在勤 57歳

12月13日

あっとほーむデスク

  • 11月8日0:00更新

  • 11月16日0:00更新

  • 4月20日0:00更新

座間版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2020年1月31日号

お問い合わせ

外部リンク