「好きじゃなきゃね」

　○…座間市商店会連合会が運営するポータルサイト「０４６２．ｎｅｔ」の中で市内のあらゆる情報を写真とともに発信しているフェイスブックページ「Ｗｅ Ｌｏｖｅ Ｚａｍａ」のタウンリポーターを２０１３年頃から務めている。きっかけは、自身のフェイスブックに投稿した「ひまわりフェスタ」の写真。それを見た関係者から声がかかり、今ではほぼ毎日市内のイベントの事前情報や当日の様子、見頃を迎えた花々などあらゆる市内の情報を発掘・掲載している。

　○…本業はカメラマン。父が報道マンだったこともあり家にはいつもカメラがゴロゴロ。小学生の時に初めて自分用のカメラを買ってもらった。高校・大学時代には、風景写真を撮るためにたびたび遠征。当時は大判カメラだったこともあり、夜行列車に飛び乗り、朝日のあたるアルプスを１、２枚撮影して帰ってくることもしばしば。大学卒業後は、ユースホステル業界を経て写真店に就職。約20年勤めたのち、コンサートの撮影を中心に請け負う会社へ。たくさんのフリーカメラマンが出入りする会社で多くの仲間を得た。現在は独立し、幼稚園や学校の行事やコンサートの撮影などを手掛けている。「最後は棺桶の中から皆が顔を覗かせながら自分に花を手向けているところを撮りたいんだよね」と笑う。

　○…「イベントのあのワイワイガヤガヤした感じ、雰囲気が好き」。市内で行われるイベントには必ずと言って良いほどカメラ片手に足を運ぶ。そのネタ元は仕事の行き帰りに見かける「ちょっと気になるモノ」。「そろそろ紅梅、その後は河津桜、白梅かな。宗仲寺の河津桜はきれいだよ」。続けられる理由は「座間のこと好きじゃなきゃ続かないよ」。