座間青年会議所の理事長に就任した 長谷川 洋介さん 海老名市在住 39歳
「成せば成る」を胸に
○…1月1日、青年経営者など44人が集う座間青年会議所(座間JC)の36代理事長に就任した。掲げたスローガンは、「未来〜一つ一つの挑戦が未来を創る〜」。座間JCの事業は「全て未来のため」と想いを込めた。過去35年にわたり伝統と実績を培ってきた先輩からのバトンをしっかりと握りしめ、未来へとつなげていく。
○…座間JCに入会したのは2008年1月。7年間の活動では、業種や価値観が違う「別の世界の人たち」と多く出会い、それはかけがえの無い「財産」になった。「JCで学んだことは」と問いかけると、しばし沈思して「いっぱいありすぎて絞りきれない」と困ったように笑う。それだけ、濃密な時間を過ごしてきた。また、活動を通じて、気付いたことが1つ。地域には、座間のために身を粉にして働く人々が多くいるという事だ。児童の登下校の安全を守る市民や、ボランティアで防火を担う消防団など、その活躍が目に留まるようになった。今は、自身が「座間のため」、日々奮闘する。
○…新築戸建てやリフォームを手掛ける(株)長谷川工務店(海老名市)の代表取締役を務める。妻、4歳になる娘と3人暮らし。仕事に地域活動にと忙しい日々を送るが、「我が家の長女」と呼ぶ愛犬「はな」と遊ぶひと時は、貴重な時間だ。
○…モットーは「成せば成る」。「慎重」だという自分を奮い立たせるため、この言葉を胸に歩んできた。2009年から2010年にかけては、人生の大きな出来事が重なった。マイホーム建築、結婚、JCで初の委員長就任、そして、10年以上構想していた起業。どれもが人生における転機で、挑戦だった。「頭で考えてばかりいると駄目。踏み出すしかなかった」と当時を振り返る。「命をかけて全うする気持ちがあれば、何事も実現できるはず」――。理事長を務める2015年も、想いを行動に移し、実現へとひた走る。
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