座間版 掲載号:2017年7月28日号
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座間高校女子バスケットボール部の顧問として、初のインターハイ出場へ導いた 岡崎 朝夫(ともお)さん 入谷在勤 49歳

生徒の成長信じ向き合う

 ○…顧問に就任して5年目。座間高校女子バスケットボール部にとって悲願だったインターハイが、きょう7月28日から福島県で始まる。厳しい練習を乗り越え、初の大舞台へとたどり着いた教え子たちを「よくやってくれた」とねぎらう。県予選後に期末試験がありコンディション調整が難しい中、選手の心身のケアには細心の注意を払った。「まずは初戦突破を」と初白星を狙う。

 ○…藤沢市出身。少年野球ではキャプテンを務め、「バスケをするなんて考えていなかった」と笑うが、プレイヤーだった祖父と姉の影響で中学・高校はバスケットボール部に入部。競技の普及に尽力する指導者をはじめ、様々な出会いに恵まれた。大学時代に母校・湘南高校のコーチを務め、後輩と接するうちに教師を志すように。前任校の茅ヶ崎北陵高校ではインターハイに2度出場を果たした。座間高に赴任したばかりの頃、部員数は10人に満たない時もあったという。それでも「文武両道の意識がしっかり根付いていた」。対話を重ね、チームに全国への思いを浸透させた。

 ○…休日は中学バスケの観戦に奔走し、バスケ三昧の毎日。座間高の試合には妻や6歳・4歳の娘と家族総出で観戦に来ることもあるという。「妻は『結婚して甘くなったと言われたくない』と。一番厳しいですよ」と微笑む。理科教員としての座間での勤務もすっかり慣れ、「素朴で落ち着いた町」と良さを語る。

 ○…「最高傑作は次の作品」と言ったチャップリンのように、生徒たちには「人生で一番いい試合は次の試合だよ」と説いている。子どもから大人へと成長する高校時代。伸びしろを信じているからこそ、決して現状に満足しないよう指導に熱がこもる。「時間が経ってから『あの時先生が言ったことってこういうことだったんだ』と分かってくれる瞬間は、教師冥利に尽きますよ」。教え子と共に高みをめざす。

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