座間版 掲載号:2018年3月2日号
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3月4日にかながわ伝統芸能祭に出演する、入谷歌舞伎会の会長を務める 加藤 一さん 入谷在住 77歳

観るより踊ってほしい

 ○…「観るよりね、踊った方が楽しいですよ」。入谷歌舞伎は入谷地区で受け継がれてきた明治20年ごろに定着した地元芸能。一時途絶えていたが、1996年に活動を再開した。結成当時のメンバーで会長を務めるのは2度目。「人前で話すのが苦手でね。セリフだったら台本に書いてあるから大丈夫なんだけどね」と笑う。自らも舞台に立ち演じる。「やってみると楽しさが分かる。やってみるまでのハードルを下げるのも我々の役目かな」

 〇…茅ヶ崎市生まれ。子どものころから踊るのが好きで、盆踊りの季節になれば友だちと連れ立って各地のお祭りで踊った。「バスに乗ってね、色々な会場に行ったよ。楽しかったね」。15歳のころ、日本舞踊も習い始めた。「5、6年教わったかな。黒田節や深川節などを踊ってね。仕事が忙しくなって続かなくなってしまったけど」。父親を手伝い建築関係の仕事に汗を流した。座間に越したのは20代後半。座間での仕事が増えてきたころ。「住宅が少なく、畑が広がっていたね」と振り返る。

 〇…週に1回のペースで稽古を続けている。公演前には稽古回数を増やして、本番に臨む。現在、会員は34人。最年長は84歳。20代の会員もいる。定期的な公演は秋に行われる座間市民芸術祭の舞台。ほかにも舞台を務める。会では高齢者施設などでセリフを教えたり、歌舞伎の歴史を教えたりしている。小中学生にも教えていて、有名な場面を一緒に踊ることも。「最初は恥ずかしそうだけど、慣れてくると喜んで踊ってくれる。そういうのはうれしいよね」

 〇…頭を痛めているのは会員の高齢化と減少。中学生、高校生が会員となって舞台に立ってくれるが、受験や就職などで退会してしまうという。「そういう子どもたちも時期が来れば戻ってきてくれる。それまでがんばんないとね」。腰を痛めシップを貼りながら、舞台と会の存続に尽力する。

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