座間版 掲載号:2018年6月1日号
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座間市消防団の団長に就任した 齋藤 通泰(みちやす)さん 小松原在住 57歳

変革掲げる「防災リーダー」

 ○…歴史ある座間市消防団の20代目団長に、この春就任した。副団長を2期4年務めてからの大役。「消防庁舎も新しくなり、新たな気持ち」と胸を膨らませる。201人が所属する消防団は、「地元の防災リーダー」。地域防災力の中核としての役割が求められる。「大きな災害の時、地元の団員がいれば『○○さんがいないね』と対応できる」と意義を力説する。

 ○…出身は群馬県。消防団で活動する父の背中を見て育ち、「みんな消防をやるもんだと思った」と振り返る。大学では工学を学び、そこで出会った教授に誘われIT業界に飛び込む。営業マンとして、全国を飛び回った。結婚を機に座間へ越し、1988年に消防団へ入団。2年に1度行われる消防操法大会へ向けて1日おきに練習するなど、活動に熱中した。「クラブ活動みたいで楽しかった。みんなで優勝をめざしているうちに絆が芽生えてくる」

 ○…趣味は海釣り。営業マン時代はお客さんと一緒にキスやタイ釣りを楽しんだ。3人の子どもが成長したいま、夫婦水入らずの旅行も楽しみの一つ。先日は北海道へ足を運んだ。「元気なうちにあちこち行きたい。47都道府県制覇が目標です」と朗らかに笑う。

 ○…担い手が減りつつある消防団。「なりたがる人が少ない。変革期だと思う」。OB会を中心に新居へ訪問し、会員増強を図るもなかなか理解を得るのが難しいという。よりよい組織となるにはどうすべきか、現状に即したあり方を模索する日々を送る。今後特に力を入れたいと考えているのが、防災分野での市民への啓発活動だ。「3日分の非常食、水を用意してない家庭が多い。行政と協力できれば」。熱き思いを持った団員を束ね、防災リーダーとして市民の安全を守る。

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