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9月1日にオペラ「トスカ」を上演するオペラ・ノヴェッラ代表を務める 古川 寛泰さん 座間市在住 37歳

掲載号:2019年8月2日号

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本物のオペラを座間の地で

 ○…「新しいオペラを日本で広めたい」と熱く語る。9月1日にハーモニーホール座間でオペラ『トスカ』を演出する。「オペラをリスペクトし、ショーではなく芸術として日本で根付かせたい」

 ○…福島県会津若松市で生まれ育つ。「純朴な少年だったかな」と笑う。スポーツ少年でサッカー、スキー、水泳などに汗を流した。高校は工業の道を選んだ。入学当初は柔道部に入ったが、厳しすぎる上下関係が嫌になり、吹奏楽部に入部した。好きな映画「陽のあたる教室」の影響だった。

 ○…「音楽の先生になりたい」と音大を目指した。中学の恩師に相談すると、「楽器より声楽はどうだ」と勧められ、声楽の道に。念願の音大に受かったものの、勉学に力が入らず、「辞めようかな」と思っていたとき、新国立劇場の舞台に立つチャンスと巡り合った。歌う役ではなかったが、オペラ初舞台を果たした。「すごく楽しくて、お客さんの拍手や歓声を今でも忘れない」。その感動を胸に大学院に進み、卒業後はイタリアへ留学。オペラへの思いはより強いものとなった。座間の地にオペラ文化を根付かせようと2008年、オペラ・ノヴェッラを結成。市民合唱団と一流の演者たちが毎年公演を行った。

 ○…2015年、突然脳卒中に襲われる。一命は取り留めたものの右半身の自由が利かず、失語症にも悩まされた。翌年、創作オペラ『目覚めの時』で復活を果たすが、リハビリ技術最先端のイタリアでもリハビリに励み、少しずつ言葉も戻ってきた。その時イタリア人から受けた愛情を演出に生かし、昨年の公演「愛の妙薬」で演出家として成功を収めた。「舞台に立つみんなで作品を作り上げていく。作品・作曲家への最大限のリスペクトとともに“本物”を作りたい」と語る。

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