第14回ひまわり写生コンテストで大賞を受賞した 伊藤 きらりさん 四ツ谷在住 16歳
全力で挑戦する文武両道
○…「びっくりしました。今回はムリだなと思っていたので」と大賞を喜ぶ。これまで、ひまわり写生コンテストに応募するもひまわり賞を1回、準ひまわり大賞を3回受賞するも“大賞”まであと一歩のところで涙を飲んできた。兄が準ひまわり大賞を受賞したことから、「私も」と応募し続けた。
○…文武両道。中学生のときは体操と勉強に打ち込んできた。クラブチームで週5回の体操の練習をこなし、中学校3年生の夏には東日本大会に出場した。好きな種目は床。体を動かすのが大好きだという。勉強も一生懸命で、中学3年の2学期にオール5を獲得した。「ご褒美にネコを飼ってもらいました」と笑う。愛猫の“ぎん”と“きん”が家の中を遊び回る。
○…今回の応募作はこれまでのひまわりの花を描かず、花の盛りが終わり種を付けたひまわりを描いた。「求められているのは元気いっぱいの大輪を付けたひまわりだと思いますが、今回は終わったひまわりではなく、将来のひまわりをいっぱい抱いた様子を描きました」という。絵は小学1年生のときからアートスクールに通い、絵画だけでなく陶芸や工作なども学ぶ。「家族からも、今回はムリかもねと言われていました。でも少し大人っぽい絵にしたいと思って描きました」。描くことに没頭すると周りのことが分からなくなるくらい集中する。「ひたすら種と茎に生える産毛を描いていました」とニッコリ。
○…高校入学後、「今まで会ったことがないような色々な同級生がいる」と話す。「みんな頭が良くて、色々な分野で得意な人がいっぱいいて、みんながライバル」。将来の夢は建築士。「まだ違う目標になるかもしれないけど、色々なことにチャレンジしていきたい」と抱負を語る。
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