任期満了に伴う厚木市長選挙が2月6日投開票され、現職の小林常良氏が再選した。小林氏は3万9168票を獲得。対抗馬となった前市議会議長で新人の石射正英氏は3万1142票だった。また、投票率は40・44%と、史上2番目の低さだった。
前回に続き、保守分裂の一騎打ちとなった市長選。現職の小林氏は自民党・公明党・みんなの党の推薦を受け「改革を止めるな」を合言葉に再選を目指した。
小林氏は市の借金減や企業誘致など、1期目4年間の実績を強調。改革の柱に「経済活性化・企業誘致」「子育て・教育日本一」「徹底的に無駄をなくせ」の3つをあげ、市民との対話による政策推進を訴えた。
午後10時30分ごろ「当選確実」の一報を受け、事務所に現れた小林氏は会場を埋め尽くす支持者らを前に「市民の皆さんと協働した社会を作っていこうという姿勢が評価をいただいたと思う」とあいさつ。
今後に関しては「約束したことをしっかり守っていくよう、議会の皆さんとも話し合ってやっていく」と2期目への決意を述べた。
8千票差に迫るも石射氏敗北
「厚木復活」をスローガンに初当選へ挑んだ石射氏は「失われた4年間」と現市政を批判。人口減少などを背景に、厚木の街が衰退していると指摘した。政策面では医学博士の経歴を活かし、市立病院の立替計画の見直しや市民税・固定資産税の減税、市役所改革などを掲げた。
石射陣営は街頭でのアピールなど地道な活動を続けたが、現職の壁の前に一歩及ばなかった。市内酒井の事務所に集まった支持者を前に、石射氏は「一生懸命応援していただき感謝申し上げます。私の力不足でこういう結果になってしまいましたが、このご恩は一生忘れません」とあいさつ。小林氏に向け「厚木の街にかつての賑わいを取り戻す政策をやってほしい」とエールを送った。
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