『荒野の七人』ならぬ、上荻野の7人が、地域の安心・安全のために立ちあがった―。
上荻野地域にある用野、峰柄沢、北部、丸打、浅後、荒井、田尻の7自治会の会長たちが、昨年末から自ら地域全体を歩いてパトロールを行っている。
きっかけは昨年6月、市の安心・安全セーフコミュニティ推進地区に同地域が指定されたこと。これまでは自治会ごとに月2回、夜間に町内巡回をしていた。そこで「昼間は会長全員で集まってパトロールしよう」と、昨年12月に初めて荒井、峰柄沢の2自治会エリアを巡回。2月28日には第2回として、他の5自治会のエリアを2時間近くかけて歩いて回った。
この日はケガで来られない田尻を除く、6自治会の会長が集合。オレンジ色のセーフティーベストと誘導棒を片手に、荻野公民館上荻野分館を出発した。
まずは消えかかっている道路標識や危険な箇所、ごみの不法投棄がされている場所などを確認。情報を共有しながら歩いていると、すれ違う住民たちと立ち話をする場面もあった。庭で作業をしている住民に「何してるの?」と声をかけたり、大きな屋敷の前では子どもの頃に忍び込んだ思い出を話したりと、終始なごやかなパトロールとなった。
用野自治会の神崎勉会長は「普段の夜のパトロールでは範囲が狭く、藪に捨てられたゴミも見えにくい。昼間だと人も通るので、地域の人たちにも活動を知ってもらえるのがいいですね」と話す。
7人の自治会長の多くは今年度で任期満了を迎え、推進地区の指定も来年度の次回指定式までが期間となる。そのため今回が最後の合同パトロールとなった会長も多い。自治会長たちからは「替わる役員も多いので、来年以降の活動方法についてはまた話し合っていく」との意見が出ている。
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