厚木市は8月26日から、スマートフォンやパソコンから、地域の話題や子育て情報などを気軽に情報交換できる、ご近所SNS「マチマチ」の運用を開始した。市では、公式アカウントを開設。市政情報や街の話題など、行政情報を発信している。
ご近所SNS「マチマチ」は、地域の情報交換の場として民間事業者(株式会社マチマチ)が運営するSNS。
同システムの導入は、神奈川県内では横浜市、川崎市に次いで3番目となる。市が掲げている今年度の事業のひとつ、「マイタウンクラブリニューアル事業」の一環で、1年ほど前から進められてきた。
「マチマチ」は登録すれば誰でも利用でき、スマホからの情報の投稿や、地域の情報交換ができるサービスとして、注目されている。写真を添付した投稿や、興味のあるカテゴリの登録、コミュニティでの交流、地域のわからないことを他の利用者に質問することなどができる。
同サイトは、登録した地域の半径1Kmから10Km以内に住んでいる利用者同士での情報交換に限定されているのが特徴。フェイスブックなどとは違い、“ご近所限定”のコミュニティだ。登録料や利用料は無料。
すでに利用登録をしている市内で子育て中の女性は、「保活の情報交換や、近所の児童館・公園のオススメ情報などを聞くことができ、役立っています」と感想を話す。
担当の市情報政策課では「市のアカウントからは、定例記者会見の内容やホームページのトピックスなどを流していきます。ぜひ登録して活用してもらえれば」と話している。
操作説明会を開催
厚木市では、これから「マチマチ」を始める人向けの説明会を、9月11日(水)に開催する。時間は午後1時から3時。場所はアミューあつぎ6階ルーム607。申込み不要、参加費無料、出入り自由。スマートフォンまたはタブレットを持参。メールアドレスが必要。
同課では「実際に使ってみたいので、説明を受けたい方、登録方法がわからないなど、これからマチマチを始めたい方、どなたでもご参加ください」と呼びかけている。
詳細は【URL】https://machimachi.com/area/kanagawa/atsugishiへ。問合せは厚木市情報政策課【電話】046・225・2459へ。
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