厚木・愛川・清川 コラム
公開日:2020.02.07
【新連載・新時代を行く【2】】 かながわSDGsパートナーを紹介
NPO法人 防犯パトロールブルーライン
「SDGs未来都市」「自治体SDGsモデル事業」の両方に全国で唯一、都道府県として選定されている神奈川県。「かながわSDGs」パートナーとは、SDGs先進県”神奈川”が、SDGsに取り組んでいる企業等を登録する制度でこれまでに137社が登録されている。
今年度から神奈川県が創設した「SDGsパートナー制度」。今回紹介するのは第2期パートナーに登録された特定非営利活動法人「防犯パトロールブルーライン」(以下ブルーライン、藤井立秀理事長)。
ブルーラインは”広げよう地域の輪”をモットーに、厚木青年会議所の卒業生が中心となり、2011年に7人の隊員でスタート。翌年には日本財団をはじめ協賛企業50社の協賛で青色回転灯を装備した専用防犯パトカー(通称・青パト)を購入、その後は同様の志を持つ団体への研修なども積極的に実施。地域の安全活動に尽力している。この防犯ボランティアの輪は広がり、現在のメンバーは30人。活動エリアは厚木警察署管内(厚木市・愛川町・清川村)。青パト車両でパトロールを行うのは、主に夜間や週末、高齢化などで目の行き届かない地域だ。犯罪被害に遭った際の一時避難所「こども110番ひなんばしょ」事業にも力を注ぐ。警察、行政、企業、地域とのネットワークも固い。「県の認定を受けたことでパートナー同士で連携し、行動エリアを広げたい」と藤井理事長。
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