厚木市内を拠点にロボットイベントの主催、運営などを行う株式会社MANOI企画(厚木市中町/岡本正行代表取締役)は、ロボコンの専用コースを常設する「ロボットフィールド」をアミューあつぎ3階にオープンする計画を立ち上げた。今年7月のオープンをめざし、現在クラウドファンディングで賛同者を募っている。
同社はアミューの3階でロボットの制作、販売などを行う店舗「ロボットゆうえんち」を経営している。予定では、現在の店舗の柱や壁を撤去し、新たにロボットフィールドを開設。店舗は同フロアの別の場所に移設する。
ロボットフィールドは、「いつでもだれでも、楽しんで、学んで、競える」をテーマに各種ロボコンの専用コースを常設。まずは【1】ロボットバトル(ROBO―ONE)、【2】マイクロマウス、【3】パイプロボコンを設置し、その後、様子を見てほかの競技も追加していくという。岡本社長は「常設するコースのほかにも、店舗では講習会を開催し、ロボットの部品も揃え販売する。ロボットができる技術と環境を整えて、文化のように浸透、根付くことをめざす」と話す。
世界との差
ロボットフィールド開設には、岡本社長の「いつでもロボットに会える街・厚木」を作るという想いと、ロボット技術における世界との差がある。岡本社長は、ロボコンの世界大会の審査員やロボットイベント、講習会などで、海外にも多く出向く。そこで感じるのは「ロボット技術において、世界の国は凄い速さで進歩している」ことだという。「日本のロボット関係者で、現在日本がロボット先進国だという人は一人もいないと思う。ITの分野においても、こんなに遅れているのは日本くらい。このままだと、この差はどんどん開いていってしまう」と日本の現状を憂う。
学びの機会を
「新型コロナウイルスでイベントやセミナーが中止となり、正直売上は激減した。しかし、こんな時期だからこそ、私たちが皆さんにできることをやるしかない。子どもたちに必要なテクノロジーを楽しく学び、競い合う機会を無くしてはならないと計画を立ち上げた」と話す。
ロボットフィールド開設の費用は、常設リングやコースの購入費のほか、内装、外装の施工費などを含め約1千万円。「そのうち、いくらかでも支援いただければ」と同社ではクラウドファンディングを呼びかけている。支援は1千円から可能。期限は7月12日(日)まで。なお、今回は目標額に満たない場合でも計画は実行され、リターンがもらえる仕組みとなっている。詳細は同社ホームページで確認を。
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