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厚木・愛川・清川 スポーツ

公開日:2021.01.15

フットゴルフ
柴田選手(厚木市在住)ツアー初優勝
癌克服し日本代表入りへ前進

  • 柴田晋太朗選手(本人提供)

 フットゴルフジャパンツアー2019―21に参戦している柴田晋太朗選手(21・厚木市在住/はやぶさイレブン+F所属)は、昨年12月19日に栃木県のTBC太陽クラブで開催された『第16回SHIELDS OPEN』で初優勝を飾った。



 柴田選手は、サッカーに没頭していた高2の秋、右肩に悪性骨肉腫が見つかる。克服するも今度は肺への転移。結局、治療に約2年を費やし、その後「はやぶさイレブン」のアドバイザーに就任。フットゴルフチームの一員になった。目下の目標は、ツアー成績上位者が選ばれる、今秋日本で開催予定のワールドカップ日本代表入りだ。



 柴田選手は、初優勝について、「念願の優勝ができて本当にうれしかった。決まった瞬間は自然にガッツポーズが出た」と興奮気味に話す。「何とか年内に一度優勝したい」と12月に入り大学が冬休みになったことから時間をフルに練習につぎ込んだ。その甲斐あってかフィーリングもよく試合に臨め、思い描いたプレーができたことが勝因という。



「久光さんのおかげかな」



 柴田選手が優勝した19日、同じく癌と戦いながらプレーを続けていた湘南ベルマーレフットサルクラブの久光重貴選手が天国に旅立った。柴田選手にも優しく接してくれ、アドバイスをくれたり、応援してくれていたという。「久光さんのおかげかな。彼のような希望と勇気を与えられるような人間になります」。感謝の言葉を口にした。

 

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