厚木フュージョンスポーツクラブ(石田正人代表/妻田北)に所属する石田美咲希さん(睦合東中3年)が、5月7日から9日まで開催された全日本トランポリン年齢別選手権の15―16歳女子で2位に入り、世界年齢別大会の日本代表に選ばれた。世界大会は今年11月にアゼルバイジャンで開かれる。
世界年齢別トランポリン競技大会の日本代表選考を兼ねた第8回全日本トランポリン競技年齢別選手権大会は、群馬県のヤマト市民体育館前橋で行われ、石田さんは15―16歳女子に出場。2位に入った上に派遣基準得点を突破。日本代表として世界大会への出場が決まった。同大会での演技について石田さんは、「めっちゃ良くもなかったけれど、練習通りにできた」とはにかむ。
石田さんは、2018年にロシアで開催された世界年齢別選手権の11―12歳の部に出場。さらに翌19年には東京五輪と同じ会場の有明体操競技場で開催された世界年齢別選手権にも13―14歳の部で出場を果たした。東京大会では、個人で4位に入賞。そして大阪府在住の選手と組んで臨んだペアで見事銅メダルを獲得している。
世界選手権3回目の出場を決めたことに石田さんは、「以前に比べて今は跳ぶ際に集中できる力がついてきて余計な緊張をしなくなっている。東京の時は自分としては満足できる演技ができたので、今回もそうできるようにまたこれから練習に取り組んでいきたい」と意欲をみせる。
夢の五輪出場へ一歩一歩
石田さんは、両親が厚木フュージョンスポーツクラブを運営し、3歳上の兄もやっていたことから自然に2歳からトランポリンに触れてきたそう。普段は火曜日から土曜日の夜2時間ほどクラブで練習。ハードな練習も「苦にならない」と笑顔を見せ、「今までやめたいと思ったことは一度もない」と話す。大会での演技構成も、コーチらに多少相談することはあっても自ら考えて実践しているという。
父親でコーチの石田代表は、美咲希さんを「コツコツ練習するタイプ。柔軟性があり、技の美しさが秀でている」と評価する。
石田さんは、公益財団法人日本体操協会トランポリン強化本部から2024年特別強化指定選手にも選ばれており、同年開催のパリ五輪に向け国のバックアップも受けながらさらなるレベルアップを図る。「オリンピックに出たい」という夢が近づいている。
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