新型コロナの自宅療養者や休業等で収入が減った生活困窮者を対象に、地場野菜の配布で食料支援に取り組むボランティア団体「Kizuna Farm」(藤原大代表)が活動開始から1カ月が経過。「困ったときはお互いさま」の精神で、申し込みのあった23件に新鮮野菜を届けた。
同団体発起人の藤原代表は、自宅で療養していた知人家族に食料品を届けた経験から支援の必要性を訴え、地元の野菜生産者の協力を取り付けて活動を開始した。
利用者の「仕事もなく金欠だったので助かった」「新鮮な野菜から頑張る活力をいただきました」といった声が口コミで広がり、厚木市内限定としていた対象エリアは関東全域となった。
また寄せられた声を元に地場野菜だけでなく、ナシやリンゴ、オレンジといった果物類を少量ながら添えるなど内容も見直した。藤原代表は、「暗い話題が多い中で、届いた野菜や果物で家族全員が笑顔になれたという話を聞くと活動の励みになります」と話す。
同団体は現在一週間単位で申し込みをまとめ、メンバーを招集して順次配送や発送作業を行なっており、「少しお待たせしてしまうこともありますが、ご理解ください」と話している。
クラファンで協力呼びかけ
同団体は12月中旬ごろまでの活動を予定しており、配送等に必要な実費に充てるとして10月30日までクラウドファンディングで活動資金を集めている。詳細は左記コードよりホームページへ。
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