文部科学省スポーツ庁(室伏広治長官)は2月15日、第一回「Sport in Lifeアワード」の受賞団体を発表。自治体部門で厚木市の「あつぎサーチウォークチャレンジ」「地区体育振興会委員研修会(サーチウォーク)」が優秀賞に選ばれた。
同アワードは、スポーツ庁が、一人でも多くの人がスポーツに親しむ社会の実現に向けて様々な取り組みを行う「Sport in Lifeプロジェクト」の一環として、スポーツ人口拡大への優れた取り組みを募集するもの。企業・団体・自治体の3部門に85件の応募があり、12団体が受賞した。
受賞した「あつぎサーチウォークチャレンジ」は、厚木市教育委員会社会教育部スポーツ推進課が、2020年11月に実施したもの。これは街中の電柱を使った横浜市栄区発祥のウォーキング競技で、コロナ禍で様々なイベントが中止となるなか、新しい生活様式を取り入れ、地域コミュニティの輪を繋げたいという思いで企画された。
初回は2日間で300人以上が参加。2度目は緊急事態宣言と重なり中止となったが、市内15地区にある各公民館を拠点に活動する「地区体育振興会」と協力し、研修会を実施するなどして各地区でのサーチウォーク開催に向けて活動を継続している。
市スポーツ推進課では、「電柱を結びコースを作るのが難しかった。普段は見上げない電柱を使って行うスポーツ。参加者からも好評で、参加者の笑顔が職員・関係者の励みになりました。街を知る良い機会になったと思います」と話す。すでにイベントを実施した体育振興会もあり、「これからも子どもから高齢者まで多くの人が楽しめるスポーツイベントを企画していきたい」と同課では話した。
表彰式は3月1日(火)に東京都千代田区の日比谷国際ビルコンファレンススクエアで開催。室伏長官から表彰状とトロフィーが授与される。
厚木・愛川・清川版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
|
|
愛甲石田徒歩2分、貸切家族葬式場です。24時間365日、早朝・深夜も待機しております。 |
<PR>

