東京農業大学厚木キャンパス(船子)で、10月29日・30日に収穫祭が開催された。
第23回となる今回のキャッチコピーは「鋤き起こせ、農の学びと喜び」。会場では体験企画やステージ企画、文化学術展などが賑わい、外の模擬店ではハチミツやベーコン、野菜や植物苗などが販売され、行列ができる店もあった。馬術部は幸運を招くとも言われる蹄鉄(ひづめに装着する金具)を販売。初日だけで70個が売れた。
学生会館前には個性的な神輿4基が登場。農学科、動物科学科、生物資源開発学科、デザイン農学科の4学科ごとに、例年新しい神輿を制作している。今年は夏ごろから作り始め、学科にちなんだ牛の顔や米俵、大根などの装飾をあしらった神輿が完成した。一部は内側に仕込んだライトで幻想的に浮かび上がるこだわりの作品も。
学生たちは担ぎながら練り歩き、「おーれの、おれの、おれの神輿!」と掛け声を合わせ、来場者の注目を集めていた。
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