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公開日:2023.02.10

県広報コンクール
厚木が2部門で最優秀
組み写真は7年ぶり

  • 受賞した「広報あつぎ」を手にする厚木市広報課のメンバー

  • 組み写真の最優秀賞に選ばれた厚木市の作品

  • 一枚写真で優秀賞に選ばれた愛川町の作品

 2022年度神奈川県広報コンクールの入選作品が2月2日に発表され、厚木市の「広報あつぎ」が広報紙(市部)と広報写真部門(組み写真)の2部門で最優秀賞に選ばれた。最優秀賞を獲得した広報紙は、日本広報協会の全国広報コンクールに出品される。

 県広報コンクールは、自治体の広報活動の向上を目的に1955年から毎年行われているもの。今回は2022年1月から12月までに発行・発表された広報紙や映像が審査の対象となった。

 広報紙で最優秀賞に選ばれたのは、広報あつぎ3月1日発行号。3月8日の国際女性デーに合わせた「性差と役割」の特集を掲載しており、固定的な性役割にとらわれず、多様性を尊重し合う社会実現に向けた企画となっている。

 審査員からは、厚木市ならではの情報で全てが構成されているオリジナリティや賛否両論を掲載する多様性のほか、「自治体がテーマに取り上げるには勇気ある企画に挑む姿勢」と、チャレンジ精神にも高い評価があった。

 また、組み写真では12月1日号のインクルーシブ教育についての特集面で掲載した作品が最優秀賞を獲得。審査員からは「1点1点の写真がとても生き生きしていて訴えてくるものがある」と講評を受けた。

 広報あつぎの広報紙最優秀賞は4年連続。広報写真部門(組み写真)の最優秀賞は7年ぶり。過去には2021年全国広報コンクールで最高賞の内閣総理大臣賞を受賞している。厚木市広報課では「分かりやすく、親しみやすい広報づくりを常に心掛けています。今回の受賞で一人でも多くの方が広報紙を手にとっていただけると嬉しい」と話した。

一枚写真で愛川町入選

 同コンクールでは、広報写真部門(一枚写真)で愛川町の「広報あいかわ」が優秀賞に選ばれた。受賞作品は、6月1日発行号の表紙で使用されたもの。

 担当の町総務課によると、川に入って水面ぎりぎりから鮎の放流を撮影したという。広報あいかわの一枚写真での優秀賞は3年連続。同課では「貴重な体験に心躍らせる児童の表情と躍動感ある鮎の一瞬を狙って撮影しました」と話す。

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