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公開日:2023.07.14
厚木市議選
井上氏がトップ当選
投票率は過去最低
任期満了に伴う厚木市議会議員選挙(定数28)が7月9日に投開票され、井上武氏(56/無所属・元)がトップ当選となった。立候補者数は前回に比べ5人多い36人だが、投票率は前回より1・99ポイント減の36・47%と、過去最低を更新した。新たな任期は、8月1日から2027年7月31日。
トップ当選を果たした井上武氏は、元議長で「やさしいまち」を掲げて選挙戦を展開。4411票は1995年の小林常良氏に次いで歴代3番目に多い得票だった。井上氏は「行く先々で皆に手を振っていただき、こんなに温かいと感じた選挙は初めてだった」と選挙戦を振り返り、最優先で取り組みたい施策として「教育・子育てにお金がかからない市政をめざした子育てに関する無料化施策」などを挙げ「市民目線を忘れずに頑張ります」と語った。
次いで「ストップ・ごみ袋有料化」を掲げた高田浩氏(無所属・現)が2955票で2位当選。また、渋滞対策や子育て環境に関する政策の高橋知己氏(同)が2797票と続いた。
新人の最多得票は全体6位の白川美作江氏(公明党)で2333票を獲得。白川氏は「私の看護師の経歴や介護、4人の子育ての経験への期待かと思います。ヤングケアラー支援や学校給食の早期無償化、検診の拡大などに力を入れたい」とコメントした。
当選者のうち14人が無所属で、党派別では公明党が新人の白川氏を加え改選前と同じ5人が当選。前回比で自由民主党は新人の堀江克己氏を含む1増の4人、立憲民主党は新人の高橋伸也氏を含む2人が当選し1増。日本共産党は半減の1議席となった。また厚木新党を掲げた新人の岩崎一弥氏が当選し、国民民主党は議席獲得はならなかった。日本維新の会公認候補としては初の当選となった小嶋正博氏。当確は午前0時過ぎだった。「タクシードライバーだった時から、地域の課題を見ていた。交通空白地域の解消や防災対策などに取り組みたい」と話した。
28人目の当選者は望月真実氏(無所属・現)で、次点となった後藤由紀子氏(同)とは35票差だった。
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