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厚木・愛川・清川 人物風土記

公開日:2023.08.25

第61代厚木市議会議長に就任した
遠藤 浩一さん
厚木市中町在住 51歳

謙虚に市民のために

 ○…「市民福祉の向上のために存在する議会でありたい」。改選後初となる8月8日の市議会第5回会議で第61代議長に就任し、所信表明で語った言葉だ。新たな体制となりスタートした厚木市議会。「28人の議員で作られる組織体。しっかりビジョンと責任を持って行動し、議論を尽くして一歩一歩、市民のために前進していきたい」と力強く話した。

 ○…平塚生まれ。物心つく前に、厚木市の戸田へ。海老名に移り青年期を過ごし、デザイン系専門学校卒業後は、広告代理店へ。結婚を機に厚木市に戻った。公明党を手伝い、支援団体からの要請を受け39歳で初当選。「一緒に活動していた人たちの声をうけ、挑戦したいと思いました。実は当時は市役所にもあまり行ったことは無かったんです」と苦笑い。

 ○…「ひと昔前は生活者の希望・願いだったことを、当たり前のことに近づけていく。それが政治の可能性とやりがいです」とひとこと。「大衆福祉」を掲げる党の一員としても、生活者のためにあり続けたいという。移動時間の短縮のため、市内の移動はバイクがメイン。「何かあればすぐ駆け付けます。議員は特別な存在ではない。役割の一つとして、市民の目線を大切にしたい」と微笑んだ。

 ○…読書を中心に、テレビでのスポーツ観戦と音楽を聴くのが趣味。かつての経験から、電車内などではついつい中吊り広告のデザインに目が行く。好きな言葉は作家・吉川英治氏の「我以外皆我師」。市議4期目を迎え、これまで以上に謙虚な気持ちを大切にしていきたいという。その中で「議会改革は自分一人できるものではありません。個性を持った28人が協力し、市民生活のためという大願を果たしたい」と前を向く。

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