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あつぎ郷土博物館 展示物、「触れて」観賞 土器や地蔵、古民具など

文化

公開:2025年5月9日

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立体的な文様の感触を確認できる
立体的な文様の感触を確認できる

 あつぎ郷土博物館(厚木市下川入1366の4)で、展示物に直接触れながら観賞できる「めざせ『ユニバーサルミュージアム』(みんなが楽しい博物館)」が開催されている。

 年齢や障害の有無に関わらず楽しめる展示を目指し、同館がインクルーシブ化の一環として初めて企画したもの。「触察」をテーマにした博物館の通年展示は、県内でも例がないという。

 展示は、考古や歴史、民俗など8つのコーナーで構成。中荻野成井田遺跡から見つかった縄文土器や、七沢の鐘ヶ嶽から出土した古代の瓦は実物を展示し、素材の質感や風合いなども詳しく確認できる。

 飯山の物寄席峠にある地蔵はレプリカながら、大きさや形は原寸大。神奈川工科大学の3Dプリンターで作製した銅鏡の複製品や、本物のニホンジカの角なども並ぶ。

 市内で使われていた古民具を紹介するコーナーでは、二宮金次郎像が薪を運ぶために背負っている運搬具「ヤセウマ」を実際に身に付けたり、電化以前のアイロンや洗濯板などを手に取ったりして、往時の暮らしぶりを追体験できる。

 入館無料。展示は来年3月下旬まで。午前9時から午後5時。毎月最終月曜日休館。(問)同館046・225・2515

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