戻る

厚木・愛川・清川 政治

公開日:2025.07.25

参院選
牧山氏トップで4選
籠島・脇・初鹿野氏が初議席

  • 4選を果たした牧山氏

 第27回参議院選挙は7月20日に投開票が行われた。改選議席4に対して16人が立候補した神奈川県選挙区では、立憲民主党の現職・牧山弘惠氏(60)が73万1605票を獲得し、4選を果たした。国民民主党新人・籠島彰宏氏(36)、自民党新人・脇雅昭氏(43)、参政党新人・初鹿野裕樹氏(48)が初当選を決めた。3選を目指した公明党現職・佐々木さやか氏(44)は議席を失った。

 トップ当選した牧山氏は「多くの方が物価高に苦しんでいることをまちを歩いて実感した。食料品の消費税を0%へ引き下げ、ガソリンコストの25円値下げを実現したい。生活に寄り添える政治を全うしたい」とあいさつ。選挙戦を通じ、排外的な主張が大きくなってきたことに対しては憂慮を示し、「世界情勢を鑑みると自由を重んじるあらゆる国と手を携えなければならないこの時期に間違ったメッセージを与えてしまってはいないか危機を感じている」と語った。

 県選挙管理委員会によると、選挙区の投票率は60・30%で前回の2022年同月比で5・79ポイント上回った。

 ◆  ◆  ◆

 2位以下の当選者らの声は、タウンニュースウェブ版で紹介。

地域ごとに差

 神奈川県選挙区の投票結果を地域ごとに見ると、厚木市は牧山氏が18173票を獲得しトップ。2位は脇氏で15402票、3位は籠島氏で14961票だった。投票率は56・04%で前回2020年同月比で5・51ポイント上回った。

 愛川町では佐々木氏が3630票を獲得、2位は脇氏で2520票、3位は牧山氏で2351票だった。投票率は52・82%で前回比で5・63ポイント上回った。

 清川村ではトップは脇氏で370票、次いで佐々木氏310票、牧山氏199票。投票率は前回を0・97ポイント上回る64・81%だった。

 比例代表選出議員選挙は、厚木市では1位自民、2位が国民、愛川町と清川村では1位自民、2位公明となった。

ピックアップ

すべて見る

意見広告・議会報告

すべて見る

厚木・愛川・清川 ローカルニュースの新着記事

厚木・愛川・清川 ローカルニュースの記事を検索

コラム

コラム一覧

求人特集

  • LINE
  • X
  • Facebook
  • youtube
  • RSS