厚木・愛川・清川 社会
公開日:2025.09.26
「介護」を仕事の選択肢に
厚木市「福祉のしごとフェア」実行委員長に聞く
厚木市内の高齢者介護、障がい児者支援施設による合同説明会「福祉のしごとフェア」(厚木市介護・障がい児者福祉指定事業所説明会実行委員会主催)が、9月27日(土)に厚木市保健福祉センターで開かれる。「『やさしさ』が力になるしごと」をキャッチコピーに、22の法人が各施設の特徴や仕事内容を来場者にアピールする。
慢性的な人手不足が課題となっている介護関連業界。同フェアの実行委員長で、指定障害者支援施設「紅梅学園」の瀨戸睦施設長に、福祉職の働きがい、求める人材像などについて聞いた。
相互に良い機会に
「介護や福祉の仕事と言っても何をしているのかが見えづらい。そういう意味では、このフェアは施設にも働きたい人にも良い機会になると思います」と話す瀨戸さん。介護や支援といっても仕事は多様。フェアでは全施設の紹介を聞くことができ、個別の相談や質問にも対応してくれる。
養護学校教員をしていた父の影響で、高校生の頃から漠然と福祉の仕事に就きたいと思っていた瀨戸さん。紅梅会に入ってからは、日中活動の支援や行事の準備などに携わってきた。「コミュニケーションの難しさはありましたが、仕事は楽しくて仕方がなかった」との言葉どおり、勤務してすでに31年目だ。
「利用者さんが健康で幸せに過ごせる手伝いをできる仕事。慣れると楽しいし、長く続けられるのも魅力です。また、全体的に給与や福利厚生も改善されてきています」と話す瀨戸さん。
資格がなくても従事できる仕事も多く、働きながら資格取得のサポートを受けられる職場も。「やる気と興味があれば大丈夫。他業種の経験もプラスになります。ぜひ気軽にお越しください」と瀨戸さん。
施設ごとの魅力感じて
福祉のしごとフェアは午前10時30分から午後4時。参加無料で入退場自由。各施設の特徴や仕事内容がわかる全施設紹介は【1】午前10時50分〜【2】午後1時50分〜(各回約1時間)。詳細は市ホームページ「厚木市 福祉のしごとフェア」で検索。
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