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厚木・愛川・清川 教育

公開日:2025.11.28

依知小
交通の危険 体験して学ぶ
運送事業者らが実演

  • 死角体験の様子

 厚木市立依知小学校で11月18日、実物のトラックを用いた交通安全教室が開催された。1年生と3年生の児童が参加し、大型車両が引き起こす事故の特徴や、運転席からの死角の危険性について体験を通じて学んだ。

 この教室は、同校と厚木市、神奈川トラック運送事業団体厚木第一地区会(鈴木紀夫会長)、厚木警察署が連携して実施したもの。当日は同会加盟企業の協力により、校庭にトラックなど3台が並んだ。

 教室では、厚木署員がトラックの「内輪差」による巻き込み事故の危険性を解説。実際にトラックを校庭で走らせ、水入りのペットボトルをトラックの後輪が踏み潰すと、その衝撃音と迫力に児童たちからは驚きの声が上がった。

 また、児童が実際に運転席へ座る乗車体験も実施された。車両の前に人形を配置し、運転席からはそれらが死角となって全く見えないことを確認。児童たちは普段乗ることのできないトラックの視点の高さを体験した。このほか、校庭に引かれた白線を使い、手を挙げて左右を確認する横断歩道の正しい渡り方も指導された。

 鈴木会長は「楽しく交通安全を学べるよう工夫した。今回の教室が事故を少しでも減らすきっかけになれば」と話した。

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