先月24日付で神奈川県議会議長に就任した 竹内 英明さん 野比在住 61歳
持論は「人と会え」
○…横須賀市選出の県議会議員として、5月24日付で神奈川県議会の第105代議長に就任した。父親も同ポストを務めており親子2代にわたる職務に感慨深げだ。「1年の任期だからあっという間に終わってしまうよ」と笑いつつ、この時点で就任して2週間。すでに旧態依然のやり方に気づくことがいくつもあったそうで、「それらを打ち破るためにチャレンジして、後進に道筋を作りたい」と意欲満々だ。
○…自民党神奈川県連幹事長との二足のわらじ。両職の責任の重さは認識しつつも役職・立場に惑わされることなく、一県会議員として「いいことはいい、ダメなことはダメ」と言い切る”竹内節”はブレがない。黒岩県政についても、公約の太陽光パネル設置がトーンダウンし批判をされたが、同構想による啓発・理解でソーラー環境作りが進んだ点は評価できるとする。震災瓦礫の処理についても、被災地との絆を大切にする意味でも受入れは賛成とするが、「そのために反対住民ら地域との絆が壊れては元も子もない。皆が納得する議論を市と連携して重ね、糸口をみつけてほしい。手法はオール・オア・ナッシングではない」と訴える。
○…県議5期目。多忙な毎日だが、時折、普段は結婚・独立し離れ離れで暮らしている子どもたちに声をかけ食事を共にし、家族の声に耳を傾ける。「夫婦・家族がうまくいってなくて、市民・県民の生活を守れるわけないからね」と笑う。
○…持論は「人と会え」。「特に民衆のために働く政治家は、話をして説得をする責任がある。説明責任が果たせなければ政治家ではない」と厳しい。また、職務遂行には役人と行政の連携も重要といい「職員あっての議長」と言い切る。今後の夢は?に「幼稚園で簡単な英語教育を実践し、孫とじいちゃんが片言の英会話を楽しむなんて横須賀らしくて楽しいと思わない?実現させたいよ」。茶目っ気たっぷりに微笑んだ。
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