久里浜開拓の父偲ぶ 砂村新左衛門の墓前祭
江戸時代、久里浜の内川新田を拓いた砂村新左衛門を偲ぶ墓前祭、「第16回砂村新左衛門祭」が今月14日に行われた。久里浜観光協会の主催。
地元・近隣町内会、商店街、市議会議員、同観光協会の関係者など約50人が参列するなか、夫婦橋のたもとにある内川新田開発記念碑前では式典が、菩提寺である正業寺では法要が執り行われた。
砂村新左衛門は江戸幕府の命を受け、今の平作川河口域で新田開発を行った人物。8年の歳月をかけて内川新田を完成させ、飛躍的に石高を向上させた。ほかにも、横浜市の吉田新田や東京都江東区にある砂村新田を開発した。
同祭は、砂村新左衛門の命日である12月にあわせて毎年実施されている。法要では久里浜観光協会の加藤会長が「威厳をたたえ、これからも後世に功績を伝えていきたい」と挨拶。その後、郷土史研究家の山本詔一氏による講和を行い、墓前参拝した。
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