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横須賀・三浦 経済

公開日:2026.02.27

TBMの横須賀サーキュラー工場
新「再生プラ材」量産開始
高強度で臭気もカット

  • 新「再生プラ材」量産開始 (写真1)

 横須賀市神明町でリサイクル施設を運営している(株)TBM(本社=東京都)は、家庭から排出されるプラスチックごみを原料に、新品を上回る強度を持つ高機能再生材「サーキュレクス」=左下写真=を開発した。2026年から同工場で量産を開始する。「捨てられるはずのごみを宝に変える」という資源循環の最先端モデルを横須賀で展開していく。

 これまで家庭から回収される容器包装プラスチックなどの再生材は、汚れや臭いが残りやすく、強度が不安定なことが課題だった。そのため、多くは燃やして熱として利用するか、物流用のパレットや園芸用品などの使い道が限られた製品に再利用されるのが一般的だった。今回、TBMは独自の洗浄技術と混錬(こんれん)技術を開発し、再生材の弱点だった「臭い」を約60%カット。さらに、引っ張る力や衝撃に対する強さを、新品のプラスチック以上に高めることに成功した。

 新素材は「高い安全性が求められる自動車の内装や部品、建築資材、家電製品など、生活に身近な幅広い領域への採用が見込まれる」と同社の開発担当者。プラスチックを燃やさずに再利用することで、新品を作る場合と比べて、1キロあたり最大で6・43キロの二酸化炭素(CO2)排出を減らせる計算だという。

 同社は、「横須賀の地で資源循環の最先端モデルを体現したい」としており、市とも連携しながら地域経済の活性化と環境保護の両立を目指す。

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