横須賀版 掲載号:2015年11月20日号 エリアトップへ

ザ・タワー横須賀中央 市内最高峰ビルが完成 商業ゾーン「LIDRE(リドレ)」は来春オープン

経済

掲載号:2015年11月20日号

  • LINE
  • hatena

 市内中心地の新たなランドマーク「ザ・タワー横須賀中央」=写真=が、今月17日に竣工した。2013年4月の工事着工から2年7カ月。すでに、住宅(297戸)への入居が始まっており、商業ゾーンのグランドオープンは来年春を予定。商業テナントと住居一体の複合型高層タワーは、「まちなか住居」という新しい都市基盤の形成と、市街地再開発のシンボルとして、活性化の期待を背負っている。

 西友横須賀店などが入っていた旧ビルの老朽化にあたり、再開発の協議会が立ち上がったのが2006年のこと。10年には、街区全体の再整備事業として地権者らによる「大滝町2丁目地区市街地再開発組合」の設立が認可。京浜急行電鉄と大和ハウス工業も組合員として参画し、事業が具体化した。市も「横須賀中央エリア再生促進アクションプラン」に基づいた特別減税制度を適用。さらに、高度地区の廃止や、容積率の大幅緩和などで同事業を支援していた。総事業費は約159億円で、国・県・市から、合わせて約66億円の補助金を受けている。

 高さは、三浦半島一を誇る143m。設計デザインのコンセプトは「灯台」だという。地下1・2階は駐車場、1〜4階は商業施設ゾーンで、「LIDRE(リドレ)」と名付けられた。1階には、証券会社・コンビニエンスストア・調剤薬局、2階に整形外科、3階には眼科など医療機関が開業する予定で、4階も医療フロア(横須賀タワークリニック)の計画が進んでいる。

 商業ゾーンのグランドオープンは来春を予定しているが、これより前に開業する事業者もある。また、5〜38階は住宅297戸で、既に入居が始まっている。同開発組合の石田重藏理事長は「中心市街地での定住促進と教育・医療の充実など、横須賀の特徴を活かしたまちづくりに、さらに力を入れていきたい」と話す。

「中央再開発の起爆剤に」

 「協議会立ち上げから10年近く、地元の方々が情熱を注がれた成果もあり、この日を迎えることができた。横須賀市にとって、この事業は再開発の試金石。これに続く事業の起爆剤になってほしい」。今月13日に行われた竣工祝賀会で、吉田雄人市長はそう語った。

 人口減に悩む横須賀市にとって、この施設は中心市街地の活性化、賑わい創出のシンボル的存在。横須賀中央エリアでは、2丁目地区のほかに、大滝町1丁目地区(旧さいか屋大通り館)、三笠ビル、若松町1丁目地区(ザ・プライム周辺)、横須賀駅前地区の4カ所で再開発協議会が立ち上がっている。いずれも建物の老朽化や賑わいの低下を課題としており、再整備に向けて検討が進む。祝賀会出席者からも「中央エリアは磨けば光る魅力ある街」「中心市街地としての存在感を発揮し、次の開発事業が続いてほしい」との声もあり、新たな動きへの期待も高まっている。

横須賀版のトップニュース最新6

イスラエルチーム誘致

横須賀市

イスラエルチーム誘致 スポーツ

五輪前の柔道キャンプ地に

6月14日号

シニア世代 輝きもう一度

シニア世代 輝きもう一度 文化

60歳以上の新劇団立ち上げ

6月14日号

久里浜にマリノス練習場

久里浜にマリノス練習場 社会

2022年に部分供用開始

6月7日号

谷戸活性のアイデア求む

横須賀市

谷戸活性のアイデア求む 社会

最大100万円を補助

6月7日号

若き才能 横須賀から発掘

公開音楽オーディション

若き才能 横須賀から発掘 文化

来月8日に最終審査

5月31日号

授業中の脳活動可視化

東京大教授ら

授業中の脳活動可視化 教育

三浦学苑で日本初の実証実験

5月31日号

準備工事が開始 8月着工

横須賀火力発電所

準備工事が開始 8月着工 社会

市民団体は中止運動を加速

5月24日号

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 6月14日0:00更新

  • 6月7日0:00更新

  • 5月31日0:00更新

横須賀版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

浦賀町民の日常

講演会

浦賀町民の日常

「史料」に見る与力・同心

6月29日~6月29日

横須賀版のイベント一覧へ

最近よく読まれている記事

バックナンバー最新号:2019年6月14日号

お問い合わせ

外部リンク