ウインドサーフィンを軸に、マリンレジャーの普及振興に取り組むNPO法人「津久井浜マリンスポーツ連盟」(芦澤雄一理事長)が設立された。
全国屈指のウインドサーフィンスポットとして知られ、昨年から世界大会(W杯)の会場となっている津久井浜海岸の魅力を地域住民に伝えていくことを一番の狙いとしている。各種マリンスポーツの体験、子ども向け教室、ジュニア世代のアスリート育成などを手掛けていく。
津久井浜周辺のウインドサーフィンショップ、北下浦観光協会、地元漁協、商店会などで構成されており、地域ぐるみで「マリンスポーツが盛んなまち」を推進。将来的には漁業体験や海洋教育など、幅広い視点で自然や海と向きあう機会を提供していく方針。
ウインドサーフィン界では、ジュニア世代の育成に主眼を置いたNPO法人が鎌倉市と静岡県御前崎市にある。世界を舞台に活躍する選手を輩出しているなど、競技者のすその拡大に大きな役割を果たしている。同法人で理事を務める長谷川篤さん「津久井浜ではそうした先例事例を見習いながら、世界をめざす地元選手を生みだしていきたい」とは展望を話した。
はじめて歓迎「無料体験」
津久井浜海岸で開かれるウインドサーフィンW杯に合わせて、一般を対象にしたマリンスポーツ(ウインドサーフィン&SUP)無料体験会が開かれる。同NPO法人のメンバーがレッスンを行う。
4月21日(土)・22日(日)は小・中学生、W杯期間中の5月10日(木)から15日(火)は小学生以上が対象。各日午前・午後の2回(※22日は午前のみ)。
各回定員10人で抽選。3月19日(月)からW杯横須賀大会の公式ページからエントリー(【URL】https://wwcjapan.com/)受付。
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